………………
1時間後…
「うわぁ~たくさん取れたね!」
光貴はヒヨマルマスコットをたくさん抱えて、すごく嬉しそうだ。
「だな。さて、帰ろうか!」
「うん!」
満面の笑みで答える。
こんな会話、やりとりをするのがとても楽しかった。
俺は毎日こんな日々が続せばいいと、思っていた。
あいつと…光貴とずっと話していたかった。
なぜ、あいつを守れなかった…いや、なんで俺なんかをかばったんだよ。
あの後、信号無視でやってきた車に引かれてしまい、光貴はもうこの世に戻らない人となってしまった。
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ドリーム◎ワールド12 s.3
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