イカサマバディから遠くへ行き、茂みに隠れた。
「ハァハァ…ど、どうするか…」
「そうだね…もう、打つ手がないよぉー」
ネクロたちは、立ち尽くしていた。
(もう…無理なのか…ここで終わりなのか…なにか手があれば…)
「…あいつら、どこいったんだー」
「逃げたんじゃないー♪」
イカサマバディたちの声がした。
近くにいるようだ。
「それにしても、あいつら手応えなさすぎー♪もう終わりにしようっか☆」
「そうだな。」
リンリン
すると、腰に着けていた鈴を鳴らした。
シュタッ
「…なんだ。」
ジルが現れた。
(!?あ、あれか!)
そういえば、レモンが音をかき消していて鈴の音が聞こえていなかった。
(鈴さえ、どうにかすれば…)
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ドリーム◎ワールド8 s.2
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