「おお、そうか。そんなら任してくれ!んで、ジョブは?」
「あ、剣士です。」
「ほぉ、そうか。じゃ…」
がさごそ…がさごそ…
「これでどうだ?」
灰色兎の差し出した装備は羽のような紋章の付いた一式セットであった。
「この紋章は?」
「ああ。このワールドの紋章さ。」
「ほら、私のも付いてるでしょ?」
アミィは弓を見せる。そこにも同じような紋章があった。
「へぇ、そうなのか。んじゃ、これでいいです。」
「毎度ありー12万ドリね。」
「え!高っ!?アミィ、やっぱ違うのに…」
「ううん、いいよぉ~!はい。12万ドリね。」
アミィは大金の入った袋を渡した。
「…本当にすまんな。」
ネクロはさっき買った装備品を装備しながらも言う。
「大丈夫だよ~まだたくさんあるもん。さぁ!行こうか!!」
(まだ、たくさんって…)
次へ

ドリーム◎ワールド3 s.2
やめる