「………ええええええええええ!!!!」
優李はいままでに出したことのないくらいに声を出した。
「ちょっ、ちょっと待ってください。そんなこと……ないですよ!」
「うん?そうかな?竜也といる時の優李ちゃん、すごく嬉しそうだし…」
優李の頬が赤くなった。
「た、確かに五十嵐君といるとすごくすごく楽しい。でも笑顔を見ると心がドキドキするんです。」
「ほぉ…それはつまり、恋や。」
「え…」
(こ、これが恋なんだ…)
「なら、あたしが恋のキューピッドになるわ!」
「え!?そ、そんないいですよ!」
「まあまあ、任してよ!優李ちゃんの初恋を応援したいんよ!」
「そ、そうなんですか………それじゃあ、よろしくお願いします!」
「よっしゃ!任しとき!」
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君の名は希望7 s.2
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