優李は、今日の出来事をすべて話した。
「アハハハハw」
「!?むぅ!ひどいです…」
「あっ。ごめんごめん、つい笑らってしもうた。そうだったんかw」
「はい…」
「まぁ、こういうことは誰にでもあるさ。気にしなくてええんよ。」
五十嵐君は優李の頭をぽんぽんと撫でた。
「大丈夫や俺もあるしな。」
ニコリと笑う。
(あう…またこの笑顔だ…。)
「あ、あの!」
「うん?なんや??」
「なんで私なんかに、構ってくれるんですか…?他の人とは、構わなくていいんですか?」
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君の名は希望4 s.2
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