傷ついたって、悲しんだって、君はいつもと同じように笑って見せる。
まるで何もなかったかのように。
君は泣いたりはしなかった。とても強い子だった。

誰にでも平等に手を差し伸べた。
だけど私はなぜか悲しく思えた。
ほしかった。君が私の親友だという証を。
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thyme-story[時間の物語] s.2
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