「・・・また戻ってきたか。」
彼ら、黒也とユニはあの部屋の扉の前にたたずんでいた。
「これで何度目だ。」
「十二回。」
「マジでか・・・。」
「マジ。」
彼らは、決して何もしていない訳ではない。

次へ

s.1
やめる