気がつくとあなたは自分の部屋のベットの上で寝ていた。
起き上がり周りを見る。
いつもの平凡な部屋、個性的な家具、何一つ変わっていない。
これまでのことが全部夢のように思えて不意にカレンダーなどで日付をみた。
・・・あの日から3日も経っていた。
予定表を見ると今までの空白の時間と
友達に会う約束についてしか書かれていなかった。

「これもまた運命、全部夢だった」

そう思うしかなかった、嫌な悪夢だ。
身支度を軽くすると家を出た。

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少女の夢~夢のような~ s.1
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