「へ…?」
突然のことに驚きが隠せない。
「遊園地のチケット、もらったんだよ。未来に。」
(ええぇ!)
優李はさらに驚く。
(未来ちゃん…私のこと、仕掛けてたの!?)
「良かったら、一緒に行かへんか?」
優李の心に迷いは無かった。
決断はもちろん。
「は、はい。行きます!」
「そうか!よかった。…んで、影川はなんや?」
(は!忘れてた…)
「べ、別になんでもありませんよ!」
「うん?そうか??」
「はい、だ、大丈夫ですよ!あ!もうこんな時間です、行きましょう!!」
慌てて、話を逸らす。
「??なんだったんやろ…。」
五十嵐は疑問が残ったまま、教室へ戻った。
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君の名は希望8 s.1
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