「竜也こそ、ここで何してたの?」
「ああ。影川の話し相手になっとったんや。」
「ふーん…」
髪の長いポニーテイルの少女は、優李の顔をじっと見ていた。
「こ、こんにちは…」
(うう…睨まれてる…)と思っている。
「…こんにちは!影川さんだっけ?私、未来、五十嵐未来。よろしくね!!」
未来はニコッと笑って言った。
「か、影川優李です。よろしくです。…うん?五十嵐!?」
「うん、よろしく!優李ちゃん!うん?どしたん?」
「い、いや。あのぉ…てっきり私、彼女さんかと…」
次へ

君の名は希望5 s.1
やめる