僕「ここが・・・人里?」

紫「そうよ。人間以外も紛れて住んでいるけど。」

僕「あ、聞いたことあります!あの森近・・・なんだっけ?忘れてしまいました・・・」

紫「森近霖之助のことだと思うのだけれど。白髪で、眼鏡をかけていて、(ふんどし一丁で)・・・」

僕「そうです、その人?ですよ!」

紫「霖之助のところに用でもあるの?」

僕「あ、はい。そこには外の世界の物が売っていると聞いたので。だいたいどれくらいの値段で売っているんですか?」

紫「価格は決まっていないわ。交渉して決めるのよ。お金はあるの?」

僕「お金ならありますけど、ここの通貨と外の世界の通貨は同じですか?」

紫「ええ。」

僕「なら購入できます!連れてってもらってもいいですか?」


幸いなことに初めてスキマに落ちたときポケットにお金を入れていたので、お金なら十分にある。

欲しい物を買って、お金が余ったら紫さんになにかお礼をしよう。


紫「分かったわ。向こうに森が見えるでしょう。その森の入り口よ。」


ということで。こーりんどうに着きました。


僕「あ、本当に外の世界の物がいっぱいある・・・」

霖之助「いらっしゃい。君は初めて見る顔だけど・・・外から来たのかい?」

僕「はい、そうです。」

霖之助「そうか。で、名前はなんていうのか教えてくれるかな?」

僕「いや、それが紫さんのせいd「紫!?」

霖之助「あ、あのスキマ妖怪八雲紫様のことか!?」

紫「ええ、そうよ。この子は私が外の世界から連れてきたのよ。」

霖之助「そ、そうなんですか!?でも何故こんなところまで来られたのですか?」

紫「外の物はここでしか売っていないでしょう。」

僕「すいませ~ん。これとこれとこれとこれとk(ryください。」

霖之助「それだと、値段の合計は・・・こちらの希望だと3万円ってとこだけど。」

僕「あ、ならそれでいいです。」(

霖之助「・・・はい、まいどありがとうございます。」

紫(あの子、以外にある程度のお金を持っていたのね・・・)

霖之助「またおこし下さい。」

僕「分かりました。紫さん、これ送っといてくれませんか?」

紫「分かったわ。」


購入したものは、一瞬でスキマに吸い込まれていった。



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ゆっくりしていってね 10話 s.1
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