今、僕は紫さんに幻想郷での名前を考えてもらっている。

紫さんは、どんな名前を考えてくれるのか、楽しみだ。


紫「・・・・・まあ後で考えましょ、もう眠いし。」

僕・藍「え・・・」

僕「なんでそんな中途半端なんですかあ・・・」

藍「紫さま、まだ午後3時ですよ?なんでそんな早く・・・」

紫「もう今日は眠いの、はい、お休みなさい。」


そして紫さんは部屋から出ていった。


僕「・・・」

藍「すまない。紫さまはいつもこうだからな。

・・・橙帰って来ないなあ・・・」

僕「黒猫の橙ですか?」

藍「そうだ。私の大切な可愛い式神の
橙が帰ってこないんだ。」

橙「藍さま、おかえりなさ~い!」

藍「橙、やっと帰って来たか!心配したんだぞ!

あと、帰ってきたときはおかえりなさいじゃなくて、

ただいまでしょ!何度言ったら分かるの?」

橙「ごめんなしゃい・・・藍さま、そこにいる男の子は誰ですか?」

藍「ああ、この子は紫さまが外の世界から連れてきたんだ。

名前は紫さまのせいで今のところ無」

僕「藍さん!?もうなんでこういう扱いをされなきゃ・・・

僕はマゾヒストじゃないんですよお・・・」

藍「まぞひすと?何だそれは。」

僕「そうだ、ここは幻想郷だった・・・えっと、まあ、

マゾヒストっていうのは・・・どっかの天人みたいなのですよ。」

藍「いじられる、いじめられることで快感を得る者ってことか。」

僕「そういうことです。」

橙「・・・よく分からないけど、よろしくね!」

僕「うん。よろしく!」


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ゆっくりしていってね 8話 s.1
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