「フフフ…このシャドゥ様にかかれば…
あとはボタンを押すだけだ…」

「やめなさい!やめて!」
「何をするでチュ!」

「…問答無用」

「やめてェェェェェェ!!!!!!」
レモンは、必死でエルゥを守ろうとした。


…しかし、手遅れだった。
エルゥの瞳は輝きを失い、どろどろと濁ったように見える。

「キャア!」
突然、エルゥが黒い光を放つ。
「貴様ァ!貴様が一番邪魔だァ!死ねィ!」
「アタシ!レモンよ!レモン!」
「エルゥがおかしくなっちゃったでチュ…」
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やめる