男女の親友なんて珍しいだろうね。でも、親友なんだ。

私は君の事が好きだった。

誰かにとられるのがこわかった。

あのとき、君が私に手を差し伸べてくれなければ私は死んでいただろう。

いつしか君の事を好きになっていた。


だから、君を壊してしまいたくなっていた。

だって、君の余命は残り2週間。

どうせ死んでしまうなら私の手で。
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覚悟の先に。 s.1
やめる