「左座、お前も来い。」

「ここまでしといて行かないアホがどこにいるよ。」

「・・・じゃあ、行くぞ。奈落の底に。」


一行は、ヴァルハラ内部へ突入。

がちゃり・・・。

古い木製の扉を開けて、物置小屋に入る。
中は案外片付いていた。

「入口はどこだい?」

「台所の床下収納から行けるぜ。」

ずかずかと土足で中に入っていく左座。
アメリカンだな、とか光司は思ってたらしい。


収納の中には、どこまでも続いているような螺旋階段が続いていた。

「・・・よし、行きましょう。」

狭い収納の入口に身体を滑り込ませて突入した。
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