「失礼・・・あなたは”敵”ではない・・・と、おっしゃいましたか?」

「うむ、いかにも。わしはお前たちに知識を与えに来た。」

初老の男は俺達とは通路を挟んで隣に座った。

「・・・知識・・・ですか。」

「まずは名前から名乗らせてもらうかの。」
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