周りには炎が燃えさかっている。

さっきの爆発が原因だ。

何故こうなったのか…。

運命というやつだろう。

ここは大きな商店街。

近くの店が爆発し、火の気が上がった。

俺は逃げることすらしない。


…これは事故じゃ無い…


何故かこんな言葉が脳裏をよぎる。

爆弾魔?

あいつは死んだハズだ・・・

「えぇい!止めだ止めだ!」
俺はそう言うと、走り出して炎をとび抜ける。

「逃げちゃだめだよ…」

誰だ?

「君には死んでもらわなきゃね…」

次の瞬間には俺の意識はなかった。

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