ある日の昼下がり。
美咲達はパート練をしていた。
−トロンボーン部屋−
美咲は基礎練を終え、高い音を練習していた。
「ふぅあ・・・・つかれt・・・・」
「まぁ美咲ちゃんは上手い方だからきっと上手くなるよw」
「いやーそれは無いっすねw少なくともウチより悠先輩の方が上手いっすよw」
なんという見え透いたオセジだろう。
「え?何言ってるの美咲ちゃんの方がうまいじゃん><」
「いや悠先輩の方がうまいっすよw」
「美咲ちゃんの方g(ry」
「やっぱ悠先輩のh(ry」
「美咲ちゃn(ry」
「悠せんp(ry」
「みさk(ry」
−数分後−
そして、悠先輩は何かを思い出したように言った。
「あ、そういえば・・・」
「んぇwどうしたんすか?」
美咲は吹こうとしていたトロンボーンをまた下に置き、悠先輩の話に耳を傾けた。
「今の1年生ってなんか・・・えーっと・・・・キャピキャピしてるんだけどさ」
「キャピキャピ・・・・ですか?w」
美咲は苦笑いしながら答える。
「そう。なんていうか1年前のウチらよりは確実にキャピキャピしてると思うんだけど・・・」
「そんなにキャピキャピしてますかねぇ(´・ω・`)」
「・・・まぁ少しは昔話をするのも悪くない・・・よね。」
「wktk(^ω^*)」
悠先輩は首をかしげながら言った。
「ん?wktkってなに?」
「あーいやなんでもありませんよウフフアハハ(x」
端からみればかなり痛い人に見えるだろうに。
「・・・・・・まぁいっか。
あれは1年前―――――――。」
次へ
s.1
やめる