『カチン』

サソリ「ふぅん・・・・・やるねぇお嬢ちゃん。」

フィル「手ごわいねぇ。こうなったら・・・・・。




     このぼくがそんな言葉にだまされるわk」

ルル「でも本当にあるよ?」


といってルルが指を指す。

するとサソリの顔がぱあっと明るくなり、


サソリ「えっ、ほんとぉ!?*」


と言い、刀を下ろしてルルが指を指した方向に走っていく。


サソリ「わぁい、こんなにいっぱい飴の花があるなんてっ*
   マントについているフードの中に詰め込んじゃえ♪」


フィルとりぃふとイギスフがぽかんと口を開け、

サソリが飴の花をフードの中に入れているとき、

ルルがサソリに聞こえないようにボソっと3人にこうつぶやいた。


ルル「ささっ、村の誰もいない小屋の中に逃げるよっ。」


3人はこくんとうなずき、

サソリに気がつかれないようにそろぉりとその場を離れた。


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