(『能力』を持ってんのは俺だけじゃねえっつう訳か・・・・・・・・)
いつもの自分の部屋で城はあの現象の事を考えていた。
もっとも、あのスーツを着た男が何を考えているかという事は別だったが・・・・・・・・・・
『能力』を持つ者同士には奇妙な縁がある様に思えた。



(・・・あの男とはまたどこかで会うかも知れねえな・・・・・・・・・・・)






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