君の名は希望8

ー前回のあらすじー
優李が五十嵐君のことを好きということを知った、未来は、優李の恋を手伝うことに決めた。
優李は気が進まないまま、未来の言う通りに従って五十嵐君とのデートに誘うことになった。
本編↓
「え!?」
「うん!?」
偶然二人の声が重なった。
「え、えと…先どうぞ…」
「…いや、どうぞ先。」
しばらく、譲り合いになっていた。
「え、でも…いいですよ!」
「…そうか。んじゃ、俺から。」
「は、はい。」
(な、なんだろう…)
優李の心はだんだんと鼓動が早くなっていた。
「えと…な。」
一瞬、五十嵐はうつむきパッと顔を上げた。
「あのさ明日、土曜日やし俺と…遊園地行かないか?」
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