お兄ちゃん・・・・聞こえる?
「ん・・・・・・・・だれだ?」
僕の目の前には白いワンピースの少女がたっていた
あのときと同じ少女だ
「お兄ちゃん・・・・・・」
やっぱり・・・・・・僕はこの子を知っている
名前は・・・・・・・・
「優希・・・・寺前優希か?」
「正解」
完全に思い出した
僕は昔この子と昔遊んだことがある
ある夏休みのとき僕は当時はまだあった花畑で優希とであった
人懐っこい性格で初対面の僕とも明るく会話していた
そんとき僕は少し大人びてい見えたのか、それとも自分のほうが年下ってわかっていたのか
気づけば彼女は僕を「お兄ちゃん」と呼んでいた
夏休みがあけて知ったのだけど彼女は僕と同じ小学校に通っていた
1つ下の学年
それを知ってから僕は優希とよく遊ぶようになった
だけど、彼女は小学校3年、つまり僕が引っ越す前にこの町を引っ越したはず
なのに、なんでここに
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