「へぇ~神月の力の本かぁ!確かに詳しく知りたいなぁ…って、光くんも読んで大丈夫なの…?」
光くんは今もじっくりと本を読んでいる。
「あ、言ってなかったね。光くんも神月の使い手なんだよー」
「へぇ~…え!?まじか!」
「…うん、まじです。」
光くんは照れくさそうにピースをして言った。
「あるとも合わせて、神月の使い手4人目だね。何人いるんだろ…」
「うーんと、この本によると100年に一度、神が神月の使い手を7人決めるらしいから…あと3人だね。」
「3人かぁ。結構いるんだなぁ~」
「んでね、神がたった一人だけにとても強大な力を授けるらしいんだー」
「へぇ~んじゃ、私はありえないね。」
「それはどうかな?その強大な力は普段隠れているから、お前にもありえるだろ?」
「んーどうだろーね。でも、ないでしょ!そうであっても、そんなに力いらないもん。」
「…へぇ、珍しいなぁ。みんなその力を求めているのに。」
「??そうかなぁ。」
「そうだ。…神月の力があれば、どんな恐ろしいことでもできるからな。」
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不思議メイト6 s.1
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