4月何日かの朝 光幸高校の入学式

「ヤバい!!遅刻だ!!!!」
家からフランスパンをくわえて飛び出した女子高生 中野いお
足が見えないほどの高速ダッシュで通学路を走り抜ける。
「どうしよう!みんなにバカだと思われる!」
出発してから12秒でフランスパンは完食している
後は全力で走る!!
しかし突然その足が止まった
いおの目は死んだ魚の目になり始める。
「。。。無駄なんだよ」
自分にしか聞こえない声でボソボソと喋り始めるいお
目から光が完全に抜けている
「どうせ毎日こうだ。
 こんな事を繰り返すんだ
 できる子は最初から出来る世界なんだよ
 こんな事繰り返したくない」
いおの頭は完全な闇に染まる
 「じゃあいっそ××ば良い」
いおは顔をあげるその顔は物凄い顔
真っ黒な顔
いおは学校へと歩き始めた
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普通の女子高生が頭から校庭に落ちた話(修正版) s.1
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