「……どこ……?」
私はある広い町にいるようだった。
「ようこそ、初めての方ですか?」
若い男性の人が私に喋って来た。
「えぇ、まぁ……」
私が若い男性に返す。
「分かりました。
 では、この紙に本名とニックネームと生年月日と性別と職業を書いてください」
すると私は若い男性から紙とペンを貰った。
私は本名:上原未来 ニックネーム:未来 生年月日:1998.06.10 性別:女
「えっと、職業ってのは……」
「あぁ、それは戦士などが選べますよ」
確かに職業の下の欄には戦士、魔法使い、僧侶、盗賊、
レンジャー、錬金術師、吟遊詩人、超能力者、踊り子、
ヴァルキリー、司教、君主、侍、修行僧、忍者と書いてある。
「じゃあ、盗賊で」
私は職業:盗賊と書いた。
「盗賊は人のお金を盗めます」
そう男性が言うと私に洋服とエクスカリバーのような武器を渡してきたのだ。
「その洋服や武器を装備して下さい。では頑張って下さい」
男性はそう言うと瞬間移動かのように一瞬にして消えた。
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