「魔封じ!」
夜の静かな街に大きな声が響く。
「おい!外してんじゃねえよフーマ!」
隣からラグズが叫ぶ。
俺とラグズは小さい頃から2人で狩りをする仲間だ。
詳しいことは・・・・・そのうち作者が「追億編」的なものを書くだろう。それまで待っていてくれ。
まぁ、とにかくずっと一緒に狩りをしているわけだ。
狩りっていうのは、魔人を狩ることだ。
魔人って何かって?
魔人ていうのは、大気中に存在する負の感情が集まってできた魔物をその身に宿した人のことだ。
魔人になってしばらく経つと無差別に人を殺しはじめる。
そうなる前に魔人を殺すのが俺達、封魔一族の役目。
ちなみに魔物は人に危害を加えることはできない。
なぜ人の身に宿るのかもよく分からない。
ただ、人が望んで魔物を宿すことは不可能らしい。
「おい!フーマ!」
『ドスッ!・・・・・・』
こんなことを説明していたら魔人に刺されてしまった。
まったく。立派な爪だこと。刺されたのは・・・腹か・・・・・・。
意識が遠のく。
「ラグズ・・・・・あとは・・任せ・・・・・・」
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