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夏企画 Progect Summer's Memory 制作中止シナリオ
更新日:2015-09-03 18:09:00
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設定を選んでください。
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田舎育ちの小五男子
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都会育ちの小六女子
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夏。
僕は左手で団扇を仰ぎ、縁側で横になっている。
ここは何も無い田舎町。
僕はシャツと短パンという昭和チックな服装をして暑さにうなだれていた。
蝉時雨がうるさい。
何もやる気の無い僕は無駄に時間を使っていた。
暑いことを理由に宿題に手をつけていない。
見上げる空には雲ひとつ無い青空が広がっていた。
何も考えずにボーッとしていると垣根の外から自転車のベルの音が聞こえた。
「なぁ、釣り行こうぜ」と、友達の声も聞こえてきた。
釣りか~。
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「ちょっと待って、すぐ準備する」
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「ごめん、今手が離せね」
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なつ。
私は今、田舎の祖父の家に来ています。
普段の都会暮らしと離れ、山に囲まれたこの村も素敵です。
後数分で祖父の家に着こうとしている。
車窓からは水田とその向こうに小川が見る。
山に囲まれたこの村の空気はとってもキレイ。
数日間だけだけど、何か楽しい時間が楽しめるといいなと思います。
晴天な空模様も私に見方をしてくれるようです。
そして、祖父の家に着いた。
「お久しぶりです!」と元気に挨拶した。
「やぁ、大きくなったね~」
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「もっちろん!」
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「前と余り変わってないです~」
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僕は団扇をその場に置き、釣り竿を持ってくるため物置に足を運んだ。
釣り竿といってもメーカーの良品ではなく、竹に糸をつけたようなお粗末なものだ。
それ故前回使った後バケツに入れたままの状態だったのですぐに取り出せた。
バケツとそれに入った釣り竿を左手に持ちつつ玄関横の自転車にまたがり道に出た。
「ごめん、待った?」
「全然」
「そう、よかった~」
「すぐ行こうぜ!」
「うん!」
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